早春の訪れを告げる行事です。岡山市北区の後楽園で芝焼きが行われました。

冬枯れの芝にたいまつで火を付けると、炎が広がりました。岡山後楽園の「芝焼き」です。1965年から始まったもので、病害虫の卵の駆除や、春の新芽を揃える効果があるといわれています。

約1.8ヘクタールの芝が黄金色から漆黒へと変わっていく様を訪れた人たちは、写真に収めるなどして楽しんでいました。

(来園者)
「すごかった色が変わるところ」
「初めて来たんですけれど素晴らしいですね。岡山城とのコントラストがとても良い」

芝焼きが終わった後楽園。梅の花も咲き始め、春を迎える準備が進んでいます。