ノートルダム清心女子大学の学生が「土居分小菜」を研究

昨年4月、ノートルダム清心女子大学の食品栄養学科の学生が、土居分小菜の稀少性に着目し、その価値を高めるための研究をはじめました。

(ノートルダム清心女子大学 食品栄養学科4年 村上萌さん)
「ビタミンCは低温で育てるとよく増えるということが分かるので…」

初開催となる報告会では、ポリフェノールやビタミンCといった抗酸化物質が同じアブラナ科の野菜より多く含まれるといった分析結果が示されました。

また、学生が開発したオリジナルレシピの紹介やスイーツの試食も行われました。

(土居分小菜生産者 遠藤正明さん)
「いいレシピを地域の商品として多くの方に食べてもらうのが(地域活性化に)いいのではないかという気がして…」

(ノートルダム清心女子大学 食品栄養学科4年 村上萌さん)
「いろんな人に知ってもらうと『栽培してみようかな』という人も増えてくると思うので、そういう人がこっちに住むようになったら、地域も活性化していくんじゃないかなというのは考えにあります」

生産者の高齢化により、年々収穫量が減っているという土居分小菜。ノートルダム清心女子大学では、今後も研究を続け、その価値を県の内外にPRしていく方針です。