北朝鮮の金正恩総書記が「核を含む全ての抑止力を強化する新しい計画事業」に言及したと、北朝鮮メディアが報じました。

朝鮮中央通信によりますと、朝鮮人民軍創建77年の記念日のきのう、金総書記が国防省で演説しました。

演説では「核を含む全ての抑止力を加速的に強化するための一連の新しい計画事業」に言及し、「核戦力を一層高度化していく確固たる方針」を再び明らかにしたということです。計画の中身は明らかにされていません。

また、金総書記はアメリカ主導の2国間、多国間の「核戦争模擬演習」が朝鮮半島の軍事的不均衡を招いていると強調。

また、ウクライナ情勢にも触れ、侵攻を続けるロシアについて「包括的戦略パートナーシップ条約」にもとづき「変わることなく支持する」と述べたということです。