ロシアの2024年のGDP=国内総生産は前年に比べ、プラス4.1%となりました。軍需がけん引し、2年連続のプラスとなっています。

ロシア連邦統計局は7日、2024年のGDP速報値を発表しました。前の年と比べ、プラス4.1%で、2年連続のプラスとなりました。ウクライナ侵攻に伴う軍需拡大がけん引した形です。

プーチン大統領はこの日、ミシュスチン首相から報告を受け、「満足のいく結果だ」と述べた一方、去年12月に9.5%と、高い水準が続くインフレ率を引き下げるよう指示しました。

こうしたなか、ロシア国防省は7日、ウクライナ東部ドネツク州の要衝の一つトレツクを制圧したと発表しました。トレツクは高台にあり、ウクライナ側の防衛拠点となっていましたが、ロシア軍が去年から攻勢を強めていました。