岩手県は7日、一関保健所管内の教育・保育施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表しました。計37人に症状があり、このうち1人が入院しましたが、いずれも回復傾向にあるということです。

県によりますと、一関保健所管内の園児99人と職員26人が在籍する教育・保育施設で、1月31日から2月6日にかけて、園児35人と職員2人の計37人に嘔吐や下痢などの症状があり、このうち1人が入院しました。検査の結果、症状のあった4人からノロウイルスが検出されました。
2024年度に岩手県内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は44件となりました。去年の同じ時期は53件でした。