去年、軍によるクーデターが起きたミャンマーでは、今も民間人が殺害されるなど混乱は続いています。

発生から1年半あまりが経ちニュースで報じられることも減る中、岡山・香川に暮らすミャンマー人たちは、母国で暮らす友人や家族の身を今も案じ続けています。
■岡山で暮らすミャンマー人、チョーさんの夢は...

3日に1度電話をする相手は、母国・ミャンマーで暮らす最愛の人です。

(チョーさん・32)
「お母さんです」

「お母さんに聞いたら、大丈夫元気だよといつも言われる」

「これはお父さんとお母さん。2018年の9月に日本に来る前に、最後に会った写真です。ここで私を見送ってくれた。。。会いたい」


岡山市にある障害者福祉施設で働く、ミャンマー人のチョーさんです。4年前、夢を持って岡山にやってきました。


(チョーさん)
「私の街では高齢者は多いし、障害者の人も多い。でもお金がなくて、施設に入れないからホームレスみたいになっている人が多かった。かわいそうだなと思った」

「自分の街でも、お金がない人たちも入れるような施設を作りたい。」

(障害者福祉施設で働くチョーさん)
「はいどうぞ」
「おいしいですか?」

岡山での生活にも慣れてきました。


(旭川荘 宮本由岐子さん)
「この前ここで花火大会があって、利用者さんより食いついて見ていて…面白かった?」

(チョーさん)
「すごくきれいだった。見たことないから。」