■フリースタイルスキー・ワールドカップ第9戦(日本時間7日、米ユタ州ディアバレー)

フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)第9戦が行われ、男子モーグルで、2022年北京オリンピック™銅メダリストの堀島行真(27、トヨタ自動車)が、86.24点で今季初優勝を飾った。堀島はこの勝利で、W杯通算19勝目をマークした。

島川拓也(26、日本仮設)は12位。西沢岳人(25、チームリステル)、杉本幸祐(30、デイリーはやしや)、村田優太郎(26、北翔大学スキー部)、川岡士真(22、北翔大学スキー部)は予選落ちとなった。

女子では、冨高日向子(24、多摩大学スキークラブ)が日本勢最高となる5位に入った。伊藤真凜(20、早稲田大)は7位、田口友麻(19、早稲田大)は10位、藤木日菜(23、武庫川女子大)は14位に終わった。中尾春香(23、佐竹食品スキー部)と柳本理乃(24、愛知ダイハツ)は予選落ちとなった。

■堀島行真(ほりしま・いくま)
1997年12月11日、岐阜県出身の27歳。
両親の影響で1歳でスキーを始める。小学4年生から本格的にモーグル競技に取り組む。中学3年生で全日本ウォータージャンプ選手権優勝。高校3年生の時、W杯開幕戦で3位入賞し、ルーキーオブザイヤーに選出。2017年、世界選手権に初めて日本代表として出場し、シングル・デュアル共に金メダルを獲得。2018年平昌五輪11位。2022年北京五輪で銅メダルを獲得した。