写真に映っているのは入院中の子どもたちです。病気と闘う子どもたちを笑顔にしたいと、宮崎市の写真スタジオが企画した撮影会に密着しました。

優しく寄り添う撮影会

ここは写真スタジオではなく、宮崎市の宮崎大学医学部附属病院。この日、行われたのは、入院している子どもたちの撮影会です。

スーツに帽子をかぶりポーズをとっているのは、延岡市の小学3年生の深津昂平君(9歳)。照れくさそうな表情でカメラに目線を送ります。

いつもの病院とは、ちょっと違う雰囲気です。

(宮崎大学医学部附属病院小児科 夏伐憲子看護師長)
「いつも暴れている子どもたちがきれいに飾ってもらって、ちょっと得意げな顔を見たりとか、あとはご家族がとても笑顔でいらっしゃっているのと、あと周りのスタッフも笑顔なのが、もうとても印象に残ってます」

「病気と闘う子どもたちを笑顔にしたい」と撮影会を企画したのは、宮崎市の写真スタジオ。

(父親)
「お出かけとか、写真撮影とかもなかなかできない中で、こういったような機会を設けていただいて、すごい感謝というか本当に幸せな気持ちになりました」

カメラを通して、優しく寄り添う撮影会に密着しました。