テロなどの緊急時に国民の安全を確保するため、関係機関との連携強化を図る合同訓練が、岡山県庁などで行われました。

訓練は、倉敷市の商業施設で起きた爆破テロで120人以上が死傷し、倉敷美観地区でも不審物が見つかったという想定で行われました。国や県、倉敷市などから約110人が参加し、けが人の状態や避難経路の確保、犯人の動向など、安全確保のために必要な情報を迅速かつ的確に伝達する手順を確認しました。
(岡山県危機管理課 和田章課長)
「頻発化する自然災害への対応にも今回の訓練は有効だと考えているので、今回の訓練で出た改善点などを振り返って今後の危機管理、防災体制に役立てていきたいと考えております」
岡山県は、今後、外国人観光客の避難も想定するなど、多くの命を守るための訓練を続けていきたいとしています。