一人暮らしのお年寄りのうち、支援が必要な人のごみ出しの時間帯を広げる試験的な取り組みが、福島県いわき市で始まりました。
6日から試験的な取り組みが始まったのは、いわき市の湘南台地区の一部で、集会所に住民が集まり、市の担当者から説明を受けました。
この取り組みは、一人暮らしのお年寄りのうち、支援が必要な人のごみ出しを、収集日前日の午後から認めることで、お年寄り本人やその支援者が余裕を持ってごみを出せるようにするものです。ごみ袋には、シールを貼って一般のごみと区別し、取り組みは2月いっぱい行われます。
いわき市湘南台町内会・長谷川健司会長「みんな高齢で80歳すぎが多いので、ごみ出しは大変だろうということで、私たちは大変うれしく思っている」
いわき市小名浜地区保健福祉センター・佐々木とも子所長「できればこのモデル事業の中での課題を整理して、湘南台の中でまず広げていけたらいいなと思っている」
いわき市では、「今後のアンケート結果などを踏まえて他の地区でもこの取り組みを広げていきたい」としています。














