東北日本海側では、強い冬型の気圧配置や気圧の谷の影響により、大雪や大しけとなっている所があります。6日昼前にかけて大雪に警戒し、6日夜遅くにかけて高波に警戒してください。その後も、8日にかけて、大雪や高波、雪を伴った西よりの強風に注意・警戒してください。

[気象概況]
 日本付近は強い冬型の気圧配置となっています。また、日本海は気圧の谷となっており、発達した雪雲が北日本から西日本の日本海側に流れ込んでいます。
 日本付近の強い冬型の気圧配置は数日続き、東北地方の上空約5000メートルには氷点下42度以下の強い寒気が断続的に流れ込む見込みです。


 このため、東北日本海側を中心に、8日にかけて、大雪となる所があるでしょう。また、東北日本海側では、大しけや雪を伴った西よりの強風となる所がある見込みです。気圧の傾きが予想よりも大きくなった場合には、警報級の雪を伴った西よりの風となる可能性があります。

 気圧の谷や上空の強い寒気の影響により、東北日本海側では大気の状態が非常に不安定となるため、積乱雲が発達して雷の発生する所があるでしょう。