フジテレビの親会社の社外取締役で構成される委員会は会社側に「経営の透明性を確保する方法」など5項目を点検し、結果を報告するよう求めました。

文化放送の齋藤社長ら社外取締役7人で構成される経営刷新に向けた委員会はきのう、フジ側に要望書を提出しました。

要望書では、▼コンプライアンスや経営の透明性を確保する方法、▼リスク管理体制など5項目の現状を点検し、結果を報告するよう求めています。

フジ・メディアHD 齋藤清人 社外取締役
「新生フジテレビ改革プランということは、1日も早く信頼回復、視聴者、そしてスポンサー各社へのですね、説明をする材料として、早期の段階で必要なのではないか」

社外取締役は週内にも、もう一度議論し、人事の透明化などを提言としてまとめる考えです。

また、“モノ言う株主”が辞任を求めた日枝相談役について、齋藤氏は「経験を生かしてピンチから脱却するための力を発揮してほしい」と述べるにとどめました。