岩手県宮古市川井で生産されている「川井赤しそ」が1月、全国の特産品を国が地域ブランドとして保護する地理的表示=GI登録を受け、宮古市役所で関係者の報告が行われました。

4日市役所を訪れたのは「川井しそブランド推進協議会」の杉下一雄会長らです。
地理的表示=GIは全国の特産品を国が地域ブランドとして保護するもので、「川井赤しそ」は岩手県内で9産品目、宮古市では第1号の登録です。
「川井赤しそ」は葉の表が緑、裏が赤紫の「片面紫蘇」で、葉が厚く加工に優れていて、強い香りが特徴です。
4日は登録を祝って杉下会長と山本正徳市長が「しそジュース」で乾杯しました。

(川井しそブランド推進協議会 杉下一雄会長)
「生産農家が減っていますがこれを機に新たにやる方、今休んでいる方が
また元気を出して生産していただけるようになればいいと考えている」

川井赤しそは全国的にも珍しい希少品種として、今回の登録による差別化が期待されています。