2025年度の県の一般会計当初予算案は、総額で過去最高となる8894億円に上る案となりました。12日開会の県議会に上程されます。

総額8894億円の当初予算案は、2024年度よりも472億円多い過去最高額で、主な事業には県内中学校の給食費無償化に向けた補助事業に12億2000万円、新たな10河川のしゅんせつ工事に8億円を計上しています。

また、戦後80周年の平和行政に関する約40の事業に9億4000万円を計上し、玉城カラーを打ちだしました。

▼玉城 知事
「若い世代に平和であることの尊さ、大切さを引き継いでいくためにはどのような形で接点を作るか。戦後80周年平和祈念事業という形で予算を計上させていただきました」

一方、百条委員会などでの調査が続いている米ワシントン事務所の駐在員活動事業費は、現段階では調査・検討が行われているとして、必要最低限の7か月分、3900万円が計上されました。

来年度の予算案は今月12日に開会予定の、県議会2月定例会に提出されます。