山梨県甲斐市では環境や労働に配慮したSDGsチョコレート作り教室が行われました。

西垣友香キャスター:
「甘くておいしいチョコレート。でもこの向こう側の作っている人や場所のことを知っていますか?」

チョコレート作り講座はパルシステム山梨 長野が開いたもので、およそ15人の組合員が参加しました。

最大の特徴は使用する商品で、「フェアトレード」で取引したものを使っています。

フェアトレードは途上国から安い価格ではなく労働に見合った適正な価格で購入する商品で、パルシステムは30年以上前から取り扱っています。

参加者はチョコをはじめ、オリーブオイルやドライフルーツもフェアトレードの商品を使い、マフィンやロールケーキなど4品を作り、SDGsにつながるフェアトレードへの理解も深めました。

参加者は:
「ふんわりしておいしい」
「(フェアトレードの)お話聞いたというのもあるけど、優しい味」
「定期的に手を伸ばしてみたいと思いました」

パルシステム山梨 長野 宮下瑞穂理事:
「商品自体は少し値段が高いものも多いのですが、自分のできる範囲でいいので購入してフェアトレードというものを周りの方に広げていただけたらうれしいです」

パルシステムは今後も出前講座や料理教室を開催し、フェアトレードを広く知らせていきたいとしています。