南城市役所の隣に、図書館と書店が連携した複合施設をオープンする計画が練られています。

南城市に2027年度のオープンを予定している複合施設は、市民のサークル活動の場となるなど、公民館のような機能のほか、図書館と書店が入居します。

併設ではなく、1つのエリアに同居するのが特徴だということで、幅広い世代が本に親しめる企画を提供するということです。

南城市内には現在、書店が1軒もなく、この施設がオープンすれば8年ぶりの復活です。



▼南城市役所 公民連携室 池村 剛 係長
「多世代が交流できる、子どもからお年寄りまで気軽に居場所として交流できるような場所にしていきたい。そこが狙い」

現在、図書館は市内に4か所ありますが、佐敷・大里・玉城の3つの分館は今後、新施設に集約して再編され、知念にある分館はそのまま残るということです。

2階建て、延べ床面積2500平方メートルの施設の建設費用は約20億円で、2025年度には設計に着手するということです。