2024年の1年間に、新潟県内で認知された刑法犯の件数は9000件あまりと、2年連続で増加したことがわかりました。

新潟県警のまとめによりますと、去年(2024年)1年間の刑法犯の認知件数は9421件で、前の年に比べて700件あまり増えました。2002年をピークに20年連続で減少となっていましたが、2023年に増加に転じ、これで2年連続の増加となります。

このうち、殺人や強盗などの重要犯罪は去年1年間で154件と29件増加し、空き巣や自動車盗などの窃盗事件が6254件と475件増えています。

中でも、タイヤのホイールなど金属類の転売を目的とした窃盗が増加していて、県警はこうした窃盗事件が増えたことが刑法犯認知件数の増加の要因としています。