アメリカ音楽界で最高の栄誉とされるグラミー賞の授賞式が行われ、日本人チェロ奏者、エル・マツモトさんが制作したアルバムが受賞を果たしました。

ロサンゼルスで行われた、第67回グラミー賞授賞式。先月7日に発生した山火事からの復興も大きなテーマに掲げられ、募金が呼びかけられたほか、消防士らの活躍が称えられました。

レディ・ガガさんらスターたちのパフォーマンスが花を添える中、ロサンゼルスを拠点に活動する日本人チェロ奏者、エル・マツモトさんが「最優秀ニューエイジ・アンビエント・チャント・アルバム賞」を受賞しました。

アルバムは「言葉を超えた音楽による癒しと調和」をコンセプトにしていて、マツモトさん自身が中心となって制作した作品としては初めての受賞となりました。

グラミー賞受賞 エル・マツモトさん
「家族やたくさんサポートしてくれた人たちのことを考えたら、こういう賞で恩返しできるというのは本当に嬉しいことだと思う。また、これから良い作品を作れるように頑張りたい」