野菜の高値は2月も続く見通しです。

キャベツや大根、白菜など多くの指定野菜の入荷量は平年を下回る見込みで、家計に厳しい状況は続きそうです。

北陸農政局は2月の指定野菜の入荷量と卸売価格の見通しを発表しました。

これによりますと2月は、主要産地の天候不順などが原因でだいこん、にんじん、はくさい、キャベツなどの11品目で入荷量が平年を下回る見込みです。

それに伴い卸売価格は入荷量が少ない野菜を中心に、10品目で平年を上回る見込みです。

一方、富山中央青果によりますと年末から一時一玉900円台まで値上がりしていたキャベツは、先月中旬から一玉350円程度に安定し始めているということですが依然高値です。

野菜全般としては物流が安定しているにんじんやたまねぎが例年並みに落ち着いていますが、物価高による生産コストや輸送コストの高騰で、高値傾向だということです。