「楽しさよりも、⽬の前の苦しさを…」予算案への「賛成」どう取り込む?

石破 茂 総理大臣
「“今⽇より明⽇は良くなる”と実感できる『楽しい⽇本』を実現してまいりたい」

これには、⾝内の⾃⺠党からも・・・

自民党 中曽根 康隆 衆院議員
「国⺠から聞こえてくるのは、楽しさよりも、⽬の前の苦しさを何とかしてくれということ」

そして、少数与党として最初の関⾨。 新年度予算案を成⽴させるためには、 野党の協⼒が不可⽋です。

いずれかの野党の主張を取り⼊れることで、 予算案に賛成してもらう必要がありますが…

立憲民主党 城井崇議員
「国⺠⽣活の苦しい状況を改善するためには政府案のままではダメだ。予算修正が必要だ」

最⼤野党‧⽴憲⺠主党は、 さっそく予算案の修正を要求。

⽯破総理肝煎りの「地⽅創⽣」についても 他の政策への付け替えを迫ります。

立憲民主党 奥野 総一郎 議員
「(地⽅創⽣の)2000億円のうち1000億円を給⾷費無償化の財源にしたらどうか。給⾷費の無償化への要望はものすごく強いんですよ。予算の組替えを求めます」

⽯破総理も予算修正に含みを持たせました。

石破 茂 総理大臣
「そのためにこの予算委員会があるんだと私どもは思っていて、より良い⽅向というもの を⽬指してまいりたいと思っている」

⾃⺠党は、国⺠⺠主党や⽇本維新の会とも 個別に協議を進めていて、 予算案への「賛成」に取り込みたい考え。

年度内の予算成⽴に向けて、 「どこと組むのか」も予断を許しません。

(「サンデーモーニング」2025年2月2日放送より)