金沢の食の祭典フードピア金沢が1日から始まり、近江町市場では買い物客らに、日本海の冬の味覚をたっぷり使った鍋が振舞われました。

金沢市の近江町いちば館広場では、午前10時30分のスタートを前に約150人が長い列を作り、今が旬のズワイガニを使ったカニ汁や、ブリ粕汁を受け取りました。訪れた人からは「すごく汁がしみてておいしいです」といった声や「カニがおいしいです。あったかいから美味しいです。並んだかいがありました」といった声が聞かれました。

熱そうにほおばる来場者

今年は能登半島地震からの復興を応援しようと、県内の一大産地である輪島港で水揚げされたマダラ約50キロを使ったタラ汁も振る舞われました。

近江町市場商店街振興組合 石山博之 事務長「輪島港で上がったマダラの美味しさを味わっていただいて、能登の物をどんどん消費していただけるようになったらありがたいなと思っています」

近江町市場商店街振興組合によりますと、用意した2000食の鍋は、正午すぎには全て無くなったということです。