「闇バイト」に応募した人が犯罪に加担してしまう事案が全国で発生する中、31日、鳥取大学で警察が学生へ注意を呼びかけました。
「絶対に手を出したりすることがないように警察に相談してください」
この啓発活動は2月から大学が春休みに入るのを前に行われ、警察官が学生にチラシを渡しながら「闇バイトは犯罪です」などと呼び掛けました。
警察によると「即日即金」「ホワイト案件」などとうたった求人情報、匿名性の高いアプリのインストールや個人情報の提供を求めてくるなどがあったら闇バイトの可能性が高く、応募しないこと。
もし応募してしまったら犯罪に加担する前に、警察に相談して欲しいとしています。
大学生
「SNSでこういうバイトありますよというすごい高い給料のやつをみたことがある」
「情報とかを取捨選択して、こういうのをはっきり判断できるようにしていきたいと思いました」
警察によると去年10月18日から年末までに全国で181件の保護依頼があり、その7割が10代と20代が占めているということです。
鳥取警察署 生活安全課 西原億 課長
「大学生をはじめ新たにバイトを始める方は注意をお願いします。困っている方がおられましたら警察に相談してきてください。警察ではそういった方やその家族を保護します」