“令和のコメ騒動”記録的な高値が続いています。コメの出荷団体と卸売業者が売り買いする際の価格を示す相対取引価格で、2024年秋に収穫された青森県産米「まっしぐら」の平均価格が、前の年より7割ほど高くなっています。
農林水産省によりますと、2024年秋に収穫した県産米・まっしぐらについて、2024年12月の相対取引価格は、玄米で60kgあたり2万5623円でした。前の年と比べて1万円ほど、率にして7割ほど高くなっています。
12月は前の月から84円値下がりしましたが、新米が出回り始めた時期から2万6000円前後を推移し、記録的な高値が続いています。
また、全銘柄の平均価格は2024年12月までで2万3715円となり、大凶作で価格が高騰し“平成のコメ騒動”と呼ばれた1991年産を上回り、過去最高値となっています。