戦前の沖縄の記録を数多く残した鎌倉芳太郎の功績を称える顕彰碑が31日、県立芸術大学に建立されました。
鎌倉芳太郎は大正から昭和にかけて沖縄文化を丹精に調査・研究し、戦前の首里城の姿や琉球漆器などの工芸品を写真やスケッチに残していて、7500点にのぼる記録資料は首里城再建にも大きく役立てられています。
顕彰碑は鎌倉の故郷、香川県産の高級石材、庵治石であしらわれ肩書には「琉球芸術文化美の発掘者」の文言が刻まれました。
▼鎌倉芳太郎沖縄顕彰会 波照間永吉 会長「念願の鎌倉先生の顕彰碑が今日このように建立されたということはとてもうれしいことでございます」
顕彰碑はきょうから一般公開されています。