◆イタリアで経験したショッキングなことが転機に

2人は中学時代のサッカー部の同級生だった。酒造りを始めたのはサッカー強豪国のイタリアで経験したある“間違い”が関係している。

LIBROM柳生社長「イタリアの飲食店に行って『ジャパニーズサケ』を頼んだら紹興酒が出てきたんです。それがすごくショックでしたが、まだまだイタリアでは日本酒市場の伸びしろがあると思いました。それが人生をかけてやろうと思ったひとつのきっかけです」

新型コロナの影響でイタリアでの醸造計画が進まないなか、まずは福岡から自分たちお酒を広めようと日々酒造りに取り組んでいる。

柳生社長「1日でも早くイタリアに行って日本酒を造りたいので、世界に発信できるようになりたいです」
穴見さん「イタリアでの酒造りが最終目標なので、目標はずっとおいしい酒を造り続けることだけですね」


福岡の魅力を詰め込んだ新しいジャンルのお酒が世界に羽ばたこうとしている。