スギ花粉は2月上旬から飛散開始・西日本の飛散量は過去10年で最多に匹敵か

ウェザーニューズは、2025年春の花粉シーズンに向け、「第3回花粉飛散予想」(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)を発表しました。

静岡県では、全国で最も早く1月下旬にスギ花粉の飛散が開始し、2月上旬には九州や中国・四国の一部、東海、関東でも飛散が始まります。

ヒノキ花粉が本格的に飛散するのは、九州や中国・四国で3月中旬~4月上旬、近畿や東海、関東・山梨で3月下旬~4月中旬、北陸や東北南部は4月上旬~中旬とみています。

北海道でシラカバ花粉の飛散が本格化するのは4月下旬~5月中旬の予想で、ちょうどゴールデンウイークと重なる見通しです。

スギ、ヒノキ、シラカバ花粉が本格的に飛散する予想は【画像①】のとおりです。

【画像①】

飛散量:西・東日本で平年を上回る予想 西日本は過去10年で最多に匹敵するおそれ

2025年春の花粉飛散量は西日本、北陸や関東北部の一部で2024年を大きく上回る一方、北日本では下回る地域が多い予想で、全国平均では2024年比166%となる予想です。【画像②】

【画像②】

平年(2015~2024年の平均飛散量)と比べると、西日本や東日本、東北太平洋側では平年を上回る地域が多く、特に西日本では200%を超える地域もあります。全国平均では平年比165%となる予想です。【画像③】

【画像③】

北海道・東北・関東・山梨・北陸・長野・東海エリア別で見ていきましょう。