節分を前にちょっと変わった「鬼」が子どもたちの前に現れました。
富山市立新保なかよし認定こども園に現れた鬼。この催しは、富山南警察署が企画したもので、鬼の名前は「闇バイト鬼」と「特殊詐欺鬼」です。
鬼が言いたかったこと…園児たちにはちょっと難しいようですが、詐欺被害の未然防止や犯行に加担することのないよう呼びかけることが目的のようです。

あまりの怖さに、呼びかけにもこたえず泣きながら取材記者にしがみつく園児もー。

園児「(記者:怖い?)うん」
園児「鬼怖かった。(どんなところ怖かった?)顔」「ちょっと怖かったけど倒せてよかった」

富山南警察署 内多美由起 巡査長
「子どもたちの(怖い)気持ちをおじいちゃんおばあちゃんに伝えてもらって、特殊詐欺の被害防止に繋がればいいなと思います」

富山県内での特殊詐欺の被害件数は、去年1年間で586件と過去最多となっていて、県警が注意を呼びかけています。