長野県内の12月の有効求人倍率は1.29倍で、前の月を0.01ポイント上回りました。
長野労働局によりますと県内の12月の有効求人倍率は1.29倍で、2か月ぶりに前の月を上回りました。
有効求人数は4万2977人で、11月に比べて0.7%増加し、有効求職者も3万3374人で0.4%増加しました。

産業別の新たな求人は、情報通信や医療・福祉などで増えた一方で、製造業が中国の景気減速による受注の減少などから前の年の同じ月を6.8%下回ったほか、宿泊業・飲食サービス業は、原材料費高騰の影響などで前の年の同じ月を24.7%下回りました。

労働局は、県内の雇用情勢について「堅調に推移している」との判断を20か月連続で据え置きましたが、あわせて「物価上昇などが雇用にあたえる影響を注視する必要がある」としています。