富山県内の12月の有効求人倍率は前の月と同じ1.38倍でした。富山労働局は、求人が求職を上回って推移しているものの物価上昇が雇用に与える影響に注意が必要だとしています。

富山労働局によりますと2024年12月の県内の有効求人倍率は1.38倍で前の月と同率でした。

産業別の新規求人は「生活関連サービス、娯楽業」が前の月より54.1%増加した93人でした。

求人が増えた要因としてスキー場の臨時スタッフや新規オープン予定のホテルのオープニングスタッフの募集があったことを挙げています。

富山労働局は、雇用情勢について求人が求職を上回って推移しているものの改善の動きに弱さがあるとみていて物価上昇が雇用に与える影響に引き続き注視する必要があるとしています。