中山間地域での効率的な物流環境の整備を目的に、共同配送やドローンを活用した実証実験が30日、大分県宇佐市で行われました。

宇佐市安心院町で行われた実証実験は、ドローン配送事業を行う「ネクストデリバリー」が県の委託を受け実施しました。

今回は複数の運送会社がトラックや倉庫を共同化する共同配送の仕組みを活用し、物流コストの削減や配送効率の向上を図る狙いがあります。

30日はスタッフが段ボールに入った荷物をドローンに入れたあと、およそ5.8キロの距離を13分かけて飛行し、個人の住宅に運びました。

(ネクストデリバリー青木孝人取締役)「2024年問題で荷物が届く日が遅れるなど、そういったのがみえている状態になるので、スマート物流というのを推進してやっていきたいと考えております」

県は今回の実証をふまえて、物流の効率化や地域課題の解決を図っていきたいとしています。