裁判の争点は?

裁判の争点は、現場に残された血痕から検出されたDNA型が竹森被告の型と同じと言えるかどうかです。
検察側は証拠として、遺留品に付着していた血痕から検出されたDNA型の鑑定結果などを提出しました。
過去に実施されたDNA型鑑定で、遺留品の靴下に付着していた血痕のDNA型を鑑定していて、その結果が竹森被告の型と一致したということです。
しかし、事件発生から20年以上の月日が流れ、DNA型鑑定の精度も向上。
検察が提出した証拠では、靴下に付着した血痕を最新技術で再鑑定した際に検出されたDNA型には、「竹森被告の型と一致している」と断言できない箇所が複数存在していたということです。
ただ、検察はDNA型鑑定の専門家の証人尋問などから、靴下に付着していた血痕のDNA型が竹森被告の型と言えると立証するとしました。














