今季“最強最長寒波”が襲来し、厳しい寒さとなっています。「ニューヨーク・タイムズ紙」の「2025年に行くべき52か所」に選ばれた富山市。中華圏の旧正月『春節』で、今年は多くの訪日外国人でにぎわっています。そんな“ホット“な富山市の“ホット”なソウルフードが中国でも話題となっているようです。
先月末、外は吹雪いているのにも関わらず、富山市のある店舗には長い行列ができていました。

記者「こちら富山のソウルフード、もつ煮込みうどんが外国人観光客にも人気なんです」
もつ煮込みうどんで知られる老舗うどん店「糸庄」。県民にとってはおなじみの人気店ですが、近年、外国人観光客の来店が急増しています。今、特に多いのが中国からの観光客です。

上海からの観光客
「上海からわざわざここ来ました。日本のおいしいものの紹介する番組を見て。せっかく来たので一度食べてみたいと思って」
中国のSNSなどではガラス美術館をはじめとした富山市内の観光名所が話題になっているようで、春節をむかえ大勢の中国人観光客がやってきています。

飲食店である「糸庄」も観光地と化していて、かつてないほどの中国人観光客がのれんをくぐっているのです。
上海からの観光客
「ガラス美術館から歩いて来ました。そもそも北海道に行きたかったんですが、人が多くて楽しめないので富山に来ました。でも想像以上にこっちも人が多いですね」

こうした状況に店も対応に追われています。
糸庄店舗マネージャー山本梨絵さん
「元々券売機だったんですよずっと。でもレジに変えて。その時に外国人の方は見ても分からなくて外国人さんにもすぐ注文してもらう取り組みとして作りました」

店員の負担を軽減しようと、外国語表記のメニューを作りました。
糸庄店舗マネージャー山本梨絵さん
「糸庄をきっかけに富山の自然とかいろんな文化を外国人の方にも知っていただいて、糸庄も一緒に富山を盛り上げにつなげていけたら」
SNSの力で富山の魅力が少しずつ世界に広がり始めているようです。















