東京から松山に移築されている歴代総理も通ったという建物が、1日1組限定の高級宿にリニューアルし、来月オープンします。宿泊料金はなんと1人1泊22万円からという贅沢を極めた空間を山下アナウンサーが体感しました。
歴史を感じさせる重厚な佇まい…。奥道後壱湯の守の敷地内にある「別邸坪中川」です。
こちらは、吉田茂や岸信介といった重鎮たちも通ったという東京・赤坂の料亭「中川」の建物を移築したものです。
壱湯の守の前身であるホテル奥道後の創業者故・坪内壽夫氏が、歴史的な建物を残したいと1983年にこの地に移し、「坪中川」と名前を変えて要人の接待の場として利用されてきました。
30日は、2月の本格オープンを前に、愛媛県や松山市、観光業に携わる関係者が招待されて内覧会が開かれ、一足先に報道陣にもお披露目されました。
コンセプトは「本物にこだわる」。
中には料亭時代の空間を再現した談話室もあります。偉人たちが語り合ったいすも当時のままです。
今回、宿泊施設に改修するにあたり、新たに設けられたのが、昭和モダンな雰囲気漂う寝室と、そこからつながる露天風呂です。
湯船は、建物の年代に合わせモザイクタイル風のデザインに仕上げています。
そして、メインの部屋新、座敷ダイニングです。
山下アナウンサー
「こちらの部屋からは美しい日本庭園を望むことができます。まさに極上空間をひとり占めです」
庭園日本一と謳われる島根の足立美術館の創設者・足立全康が手がけた日本庭園が広がっています。
そして夕食は、和牛を香り付けしたオイルでフォンデュする洋食か、鯛めしや鯛のお造りなど県産食材を中心に季節を感じられる和食かを選ぶことができ、ライトアップされた枯山水を眺めながら食事を楽しむことができます。
贅を尽くしたこの高級宿は、1日1組限定で、料金は1人1泊22万円から。
愛媛県内でも最高水準の価格設定ですが、国際線の増便やインバウンド誘客への期待が込められているといいます。
運営する海栄RYOKANS 渡邉玲緒代表取締役社長
「価格的には高いと思われると思うが、本物を残したかたちでの改築になっているので、本物を感じていただける方にお越しいただけたら」
また、2階の大広間は、新郎新婦の宿泊と組み合わせて結婚式にも対応するほか、敷地内にはヘリポートが整備されVIP客らがヘリで訪れることも可能です。
「別邸坪中川」は2月9日にオープンします。
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