全員がハードワーク 鹿島とのテストマッチで手応え
2週間のキャンプの折り返し。去年J1・5位の鹿島アントラーズと45分×4セットのテストマッチを行いました。鹿島には、元日本代表の柴崎岳や昨シーズン15得点を上げた鈴木優磨など、実力者が揃います。
ファジアーノ岡山のフォーメーションは、去年に引き続き3ー4ー2ー1。スタメンには、新加入選手5人が名を連ねました。シャドーにはキャプテンマークを巻いた江坂と、木村が入ります。

試合開始早々ゲームが動きます。右サイドからのクロスを、末吉が折り返し、江坂が合わせて先制。14分にも守護神ブローダーセンのロングパスに、ルカオが抜け出し・・勢い良く2点目を上げます。更に守備でも持ち味である前線からのプレスが何度も機能しました。
「(ボール取りに)行けたじゃん!今」
厳しい要求も飛び交います。この日実践では初めてウィングバックに入った佐藤も再三に渡る好ディフェンス。全員が、ハードワークする姿はファジサッカーそのものです。新旧メンバーが融合しパワーアップしたファジアーノ。キャンプ前半の成果を出し、4対3で名門鹿島に勝利しました。
(MF8江坂任)
「自分たちの現状を知るいい相手だったので、自分たちができることを100%やろうとした中でいい守備も多く出ましたし、自分たちがやろうとするところからゴールも生まれたのでいいところが出たかなと思います。まだまだ開幕まで時間はあるんでその辺はすり合わせていきたいなと思います」

(木山隆之監督)
「チームのコンセプトというかベースをしっかり短い時間ですけども体現しながら、自分たちの良さというか能力の高さをしっかりゲームの中で見せられていたので良かったんじゃないかなと思います」

ファジアーノ岡山はあさって(2月1日)まで宮崎でキャンプを行い、更なるチーム力の向上を図ります。J1開幕戦は来月(2月)15日。ホームの“JFE晴れの国スタジアム”で京都サンガと対戦します。
【スタジオ】
ーファジアーノ岡山はきょう(30日)、2025シーズンのキャプテンと副キャプテンを発表しました。キャプテンは、昨シーズンに引き続き竹内涼選手が担います。竹内キャプテンは、「クラブのため、仲間のために、自分自身ももっと成長します。ファジアーノ岡山の新しい歴史を今年も全員で創りましょう」とコメントしています。また副キャプテンは、新加入の江坂任選手と、去年に続き柳育崇選手と田部井涼選手が担います。