ふるさとについて知ってもらおうと、山口県長門市すべての小中学校で29日、地元で生産されている「長州ながと和牛」を使った給食が登場しました。

長門市の向津具小学校では給食の前に、生産者から牛が1日20キロのエサを食べることや体重が800キロにまで成長することなどを教わりました。

給食のメニューは、肉の味が分かりやすく子どもたちに人気のある「牛丼」です。長州ながと和牛は市内で生産された黒毛和牛で、肉の甘みや芳じゅんな香りが特徴です。

2023年は55頭が出荷されていて、肉質等級が3以上という基準があります。

長門の大自然の豊かな恵みを受けた和牛とあって、子どもたちはおいしそうにほおばっていました。

児童
「食感が柔らかくて肉汁がジュワっと飛び出る感じがすごくおいしかったです」

市内の小中学校16校に108キロが提供されました。