2月2日に行われる別府大分毎日マラソンで優勝候補の大塚祥平が、大会への意気込みを語りました。
大分東明高校出身で現在、九電工に所属する大塚祥平(30)。別大毎日マラソンには3位となった2018年以来、7年ぶりの出場です。

大塚祥平:
「高校の時から練習で競技場を常に使っていましたし、本当に知っている道をずっと走って、どこも自分が知っている風景のあるコースです。いつかまた別大で走りたいなと思っていたので今年は出場を決めました」
高校時代の大塚はエースとしてチームをけん引し、2度の都大路出場を果たしました。箱根で活躍した駒沢大学を経て、福岡の九電工に入社。マラソンではオリンピックの代表選考レースとなるMGCに2大会連続で出場しましたが、代表の切符獲得には届きませんでした。

今年の別大毎日マラソンは、9月に行われる東京世界陸上の代表選考会を兼ねています。つかんだことのない日本代表の座へ――大塚の目は世界を見据えます。
大塚祥平:
「今年は世界選手権が東京であるので、注目度もあると思いますし、周りからの期待もあると思うので、しっかりそこに対してはチャレンジしていきたい」
これまで11回出場したマラソンで最高順位は2位。慣れ親しんだ地元のコースで、大塚は自己ベストの更新と初めての栄冠を目指します。

大塚祥平:
「特に意識しているわけではないですが、やっぱりどうしても地元ですし、ほかの大会より勝ちたいという思いは出てくるのかなと思います」
2025別府大分毎日マラソンは2月2日正午、大分市の高崎山うみたまご前をスタートします。