高校生の卒業制作展のニュースです。高知県立岡豊高校で美術や書道を学んできた生徒たちの集大成とも言える作品が、高知県立美術館に展示されています。

この卒業制作展は、岡豊高校で美術や書道を学んできた普通科芸術コースの生徒たちの集大成を披露しようと毎年開かれています。

会場には、美術コース23人、書道コース1人の生徒たちが手がけた絵画や書、立体作品などおよそ170点が展示されています。

(美術コース3年 石川いぶきさん)
「ポップなイメージで可愛らしい感じにして、誰から見ても好感を持ってもらえるような、サーカスのポスターをイメージして作りました。3年間で一番労力と時間をかけて、描いたものなのでなんどもしんどい思いをしたけど、一番頑張って作った作品になっています」

こちらは彫刻専攻の「松本結菜」さんの作品。

造形用の粘土で猫をかたどり、アクリル絵の具で本物そっくりに表現しています。自宅でも猫を飼っているという松本さん。猫への愛情が細かい描写にあらわされています。

書道コースの生徒、岡林愛菜さんの作品です。書道コースの卒業生は岡林さん一人ですが2024年の総合文化祭でも入賞した作品です。

(書道コース3年 岡林愛菜さん)
「3年間の集大成なので、自分のできる限りを出し尽くした展覧会にしたいと思って取り組みました。けっこう書き込めたのでいい作品ができたと思います」

岡豊高校の卒業制作展は2月2日(日)まで高知市の県立美術館県民ギャラリーで開かれていて、音楽コースは2月3日に、演奏会を行う予定です。