SNSを通じて高額報酬の話を持ちかけられ、大分県豊後高田市の20代の男性が約49万円をだまし取られました。

警察によりますと、豊後高田市内に住む20代の男性は26日、TikTokを閲覧中に副業をあっせんする広告にアクセスしました。するとLINEに誘導され、相手から「動画を視聴するだけで報酬がもらえる。報酬は送金額の30パーセント。例えば3000円を振り込めば3900円を返金する」とメッセージが届きました。

男性はその後、指定された口座に入金し、SNSでやり取りを続けていましたが、相手から「入金方法にミスがあったので、補填をすること」と要求され、28日までに5回にわたり、およそ49万円を振り込みました。

何度も補填の請求をしてくることを不審に思った男性が警察に相談し、詐欺被害にあったことがわかりました。

警察はSNSで副業を紹介する広告は詐欺を疑い、手数料や損失補填を要求された場合は送金する前に、警察や家族などに相談するよう呼びかけています。