韓国南部・釜山の空港で旅客機の火災が発生しました。乗客ら176人は緊急脱出スライドで避難しましたが、3人が軽傷を負ったということです。

韓国の国土交通省によりますと、28日午後10時すぎ、釜山の金海空港で、香港に向かおうとしていたエアプサンの航空機から火が出ました。

当時、乗客や乗務員などあわせて176人が乗っていましたが、緊急脱出スライドを使って全員が避難しました。

消防によりますと、3人が軽傷を負っていて、避難の際に体を打ったとみられるということです。

火災は航空機の後部で発生し、およそ1時間後に消し止められました。

韓国メディアのYTNは、29日、原因の調査が本格的に始まるとの見通しを伝えています。