「自分事として捉えるきっかけに」生理痛を疑似体験できる機器を男子大学生が開発

生理に伴う下腹部の痛みを疑似体験できる機器を開発した男子大学生がいます。金沢大学・先導学類4年の小田波優矢さん。

およそ一年かけて開発した「生理痛疑似体験装置」。男性の小田波さんが、女性特有の生理について考えるきっかけになったのは身近な人の存在でした。

金沢大学・先導学類4年 小田波優矢さん「パートナーが生理に悩んでて、それを解決したい。でも、自分が何ができるか分からないし、自分も生理についての知識がなかったので、それを知ってもらうきっかけとして生理って社会課題だと思っているが、それを自分事として捉えてもらえるような何かを作りたいと思って機器を作った」

画面上でレベル1から98の間から痛みの強さを選択。機械につないだ2枚のパッドをおなかと腰に直接貼り、スイッチを押すとパッドに電気が流れる仕組みで、子宮が収縮して痛むような感覚を体験できるといいます。