物価高の影響などにより、三重県知事の給与を29年ぶりに引き上げの方針です。

三重県では、知事や副知事などの特別職の給与について去年11月から審議会を開き、引き上げを含めた議論が行われていました。

審議会の答申によりますと物価高の影響や、ここ2年間で10都県の知事の給与が引き上げられていることなどから、現在の月額128万円から130万円に2万円引き上げられます。

給与の改定に伴う条例の改正案は2月の議会に提出され、可決されれば29年ぶりの引き上げとなります。

東海3県の知事の給与と地域手当を合わせた総額は、愛知県が月額153万1000円、岐阜県が月額134万円で、三重県の一見勝之知事は「給与は任務と職責で決まるもので、他県の給料も参考にされるべきだ」などとコメントしています。