加齢とともに体力などが衰えるフレイルの予防の大切さを知ってもらおうと、大分市で街頭啓発活動が行われました。
フレイルとは、加齢とともに体力や認知機能が衰え、介護が必要となる手前の状態を指します。2月1日の「フレイルの日」を前に大分市で街頭啓発活動が行われました。県の職員およそ20人がパンフレットを配り、筋力を鍛える運動や歯の定期健診、バランスの良い食事を心がけることが予防につながると呼びかけました。

(県高齢者福祉課 渡邊康弘課長)「自宅や地域でフレイル予防、介護予防に取り組んでいただきたいというふうに思っております」
県によりますと、県内の65歳以上の高齢者のうち、介護が必要な人の割合は19%で、地域の体操などに参加する高齢者の割合が全国で最も高くなっています。