認定継続のため再調査が行われていた・鳥海山・飛島ジオパークについて、日本ジオパーク委員会はきのう、再認定すると発表しました。

鳥海山・飛島ジオパークは日本海と大地がつくる水と命の循環を間近に観察できる自然が広がっていることなどから2016年に認定されました。

ジオパークは貴重な地形や地質が残るエリアで、認定継続のため4年ごとに再調査を受ける必要があり、鳥海山・飛島ジオパークは2回目の継続に向け去年10月ごろ、現地調査が行われました。

その後、認定機関の日本ジオパーク委員会が調査結果の検証などを行い、きのう、再認定の結果が公表されました。

日本ジオパーク委員会によりますと鳥海山・飛島ジオパークは推進協議会が法人化され、活発な教育やジオツーリズムの活動を展開していること。

景観の保全と研究が官学民一体で進んでいることなどから再認定したとしています。

この結果について鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会の山本正樹事務局長は、世界ジオパークへの認定を目指していることに触れ、「今回の再認定を受け、もう一段成長していきたい」などとコメントしています。