ことしの干支、ヘビに関する石像や写真を集めた企画展「県南の蛇神信仰と蛇供養の民族」が、宮城県村田町で開かれています。
会場には、ヘビに関する石碑や石像、写真など合わせて100点が並んでいます。

ヘビは古くから「商売繁盛」にご利益があるとされ村田町の豪商「旧大沼家」の神棚から見つかった高さ5センチのヘビの像も展示されています。

また、養蚕が盛んだった丸森町ではネズミ除けのため蛇神が信仰され、石碑が多く見つかっています。

訪れた人たちは、会場を見学しながら蛇神信仰についての理解を深めていました。
訪れた人:
「ネズミ退治で猫が重宝されるのはわかっていたけど、ヘビも重宝されていたのはわからなかった」
村田町歴史みらい館 石黒伸一朗館長:
「蛇神信仰があまり知られていないので、ヘビの像とか写真パネル、あるいは資料をよく知って欲しい」

会場には触ると金運が上がるとされる「蛇紋石」も展示され訪れた人たちが実際に触れていました。

この企画展は、「村田町歴史みらい館」であすまで開かれています。