ナチス・ドイツによるホロコースト=ユダヤ人大虐殺の現場となったアウシュビッツ強制収容所が解放されてから80年を迎え、式典が行われました。
第二次世界大戦中にナチス・ドイツがポーランドにつくったアウシュビッツ強制収容所。当時、ヨーロッパ各地から移送されたユダヤ人らおよそ110万人が犠牲になりました。
解放から80年を迎えた27日、式典が開かれ、生存者らが出席しました。
アウシュビッツ生存者
「私たちは記憶にとどめるだけではなく、憎しみがさらに憎しみを生み、殺人がさらなる殺人を生むということを警告し教える義務があります」
追悼式典にはドイツの大統領のほか、チャールズ国王がイギリス君主として初めて出席しました。
イギリス チャールズ国王
「過去の悪を思い起こすという行為は依然として重要課題であり、そうすることで私たちは現在を知り、未来を形作ることができるのです」
式典では生き残った元収容者らが銃殺の現場となった「死の壁」の前で献花し、犠牲者を追悼しました。
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