広島県三次市に住む岸君江さんは、爆心地から1・2キロにいた母親の胎内で被爆し、翌年に生まれました。

原爆小頭症とは、妊娠初期の母親の胎内で原爆放射線を浴びたことが原因で、身体の障害や知的障害などを持って生まれる原爆後障害の一つです。岸さんは、生まれつき股関節を脱臼していたため歩行が困難でした。小さい時から病気がちで病院通いを続けていました。最近では、認知症が進み施設で生活をしていました。昨夜、血圧がさがり救急搬送されましたが、午前6時47分家族に見守られながら亡くなりました。78歳でした。

厚生労働省によりますと、全国の原爆小頭症の被爆者は去年3月末現在で12人です。