2月15日に開幕する明治安田「J2」リーグ。11年ぶりにJ2の戦場に挑むカターレ富山は高知県でキャンプの真っ只中です。新加入選手を加えた新生カターレ、開幕に向けた意気込みを取材しました。

1月21日から高知県での第二次キャンプをスタートさせたカターレ富山。

今シーズンから舞台は11年ぶりのJ2。毎日熱のこもった練習が行われています。

チームを率いるのは就任4年目の小田切道治監督。これまでの3年間、アグレッシブで攻守の切れ目がないシームレスサッカーを追及してきました。

カターレ富山 小田切道治 監督
「ベースの部分は、それほど大きく変えずに、”戦う”っていうところをより強調しながら、判断と強度とクオリティの部分を上げてかなくちゃ」

J2昇格を成し遂げた去年のメンバーは22人が残り、監督の目指すサッカーを体現しながらさらなるレベルアップを図ります。

大阪での1週間にわたる第一次キャンプは、「守備」中心、高知では攻撃を中心としたトレーニングを重ねています。

昨シーズンリーグ戦ではチーム最多タイの9ゴールで、ことしも攻撃の要として期待がかかる碓井聖生選手(23)。

カターレ富山 碓井聖生 選手
「練習のときはみんなきりッとして、バチバチやってますし、J2で戦うためにはより質とクオリティを求めていかないといけないと思うので、そういった部分は意識してます」「去年(高校の)先輩である小森選手が23得点とったので、25ゴール以上で2桁ゴール決めます」

同じく昨季は9ゴール、キャプテンとしてチームを引っ張ってきた吉平翼選手(28)も気合十分です。

カターレ富山 吉平翼 選手
「本当に、チャレンジャーなんで、僕たちは。失うものはないというか、そういう気持ちで臨めるので本当にすごく開幕が楽しみですし、キャンプでいいものを築き上げられたらなと思います」