市長派?反市長派? 市長と議会との関係も争点に

各政党の党首クラスが続々と応援に入るなど夏の参院選の前哨戦とも言われた市議選。
争点の一つとなったのが武内市長との向き合い方です。

北九州市 武内和久 市長
「一人でも私の市政に共感をしてくださる方、これは党派にかかわらずそういった方がおられるという事は大事な事」

こう発言する理由の一つが、旧門司駅の遺構を巡る問題です。

武内市長が最初に提案した一部移築の方針に議会がストップをかけて迷走したものの結局、元の方針で整備が進められることになるなど市長と議会の対立が浮き彫りになる中、選挙戦では市長支持を公言する無所属の新人も出馬しました。
市長との連携を訴える新人 相次ぎ落選

無所属・新人(小倉北区) 大内田佳介氏(47)
「武内市政と共に前へ進めるのか、それともそのまま前のままこの街を停滞させるのか。2つを選択する選挙だ」
「市長派」の元市議らも応援に入りましたが、結果は、市長との連携を訴える新人の落選が相次ぎました。