小屋の穴の正体は…

旧道の入口付近には隧道の岸壁にくっつくように建てられた資材置き場用の倉庫があり、倉庫の中に入るとむき出しの岸壁が。穴が掘られた痕跡も残っています。

穴の正体について地元の方に話を伺ったところ、地元の人達で隧道を掘り進めていたときに、現在の隧道の計画が具体化し県から予算がおりたため、途中で掘るのをやめたのではないかとのこと。

「矢崎隧道」の竣工は大正3年のため、小屋の中の穴は明治時代に掘られた痕跡のよう。その後昭和30年代に、穴の広さを活用した資材置き場を造ったそう。

絵葉書に写る今はなき建物は、お酒やお団子なども楽しめる茶屋だったそうで、昭和35年頃まで営業していたといいます。一枚の絵葉書から、歩んできた歴史を知ることができました。

2024年12月3日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より