前の市長の死去に伴う沖縄市長選挙が26日に行われ、自民・公明が推薦した新人で前の県議の花城大輔さんが3万1267票を獲得し、同じく新人で前の県議の仲村未央さんに8400票あまりの大差をつけ初当選を果たしました。

▼花城大輔氏
「桑江市長の仕事を高く評価している人が多かったということ。そして桑江市長の政治姿勢、愛されるような人柄、それがこの結果に結びついたと思っています」

一方、仲村さんは玉城知事や知事を支える政党の支援を受けて自公からの市政奪還を目指しましたが及びませんでした。最終投票率は過去最低だった前回を3・97ポイント上回る49・11パーセントでした。

当選から一夜明けた27日午前、花城さんは市役所に初登庁し、多くの職員から歓迎を受けました。その後行われた式典で当選証書を受け取り、新市長としての決意を新たにしていました。

▼花城大輔新市長
「桑江前市長がいつも言っていた慈愛と謙虚の心を意識して参りたい」

4年間の任期をスタートさせた花城さんは桑江市政を継承しつつ「まずは景気対策、そして先週の大雨災害の対策など緊急性を要するものを進めていきたい」と意気込みました。